2004-02-09 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
こういう根本的なところから見て、私は、今回のイラク特措法に基づく自衛隊派遣に対しては、正にこれは違憲であるという、条文づらの問題だけではなくて、根本的、思想的な面において違憲であるということを述べたいのであります。
こういう根本的なところから見て、私は、今回のイラク特措法に基づく自衛隊派遣に対しては、正にこれは違憲であるという、条文づらの問題だけではなくて、根本的、思想的な面において違憲であるということを述べたいのであります。
さらにまた、憲法十四条が示す「人種、信条、性別、社会的身分又は門地」というのは、決して限定的に列記したものではなくして、差別待遇ないし差別取り扱いを禁ずるための代表的なものを例示的に列挙したものと解することが、常識かつ当然でありまして、これら先天的条件、宗教的信仰、根本的思想等を理由とするもののほか、すべて民主主義的理念に照らしまして不合理と見られる差別の一切を含むものと解すべきことも、異論のないところであります
国鉄で考えております根本的な対策といたしましては、東海道本線から都心部に至るまでもう二本客線をふやしたいというのが根本的思想と承知しております。そのために国鉄は、新鶴見以西の線路増設といいますか、それを根本的な計画の一つとして持っております。
池田内閣の施策は、表看板だけを見ますと、その性格は巧妙なべールに隠されておりますが、これを一皮むけば、貧乏人は麦を食え、中小企業の一つや二つ、つぶれても仕方がないという、根本的思想が消えていないのではないか。
だから科学技術振興の私の根本的思想としては、まず国民に科学教育の思想を入れるということが第一点、それから第二は、科学技術を研究する費用、研究費、これを十分にしなくちゃいけない。またいま一つ、科学技術者の優遇、出世の道を考えてやらなければいかぬ。とにかく何というても、今までのような文科尊重主義だとすると、科学に向う人は少いです。
つまりこのことは、どうも政府自体が責任を負わぬ、一方的に労働者側に責任を負わして、そうしてこの際労働組合の力を削減するというようなお考え方、それがこの岸内閣の労働行政の根本的思想であるとしか考えられないのであります。そのために根拠のないものを無理におやりになったということしか私どもには考えられないのですが、一体、松浦労働大臣の労働行政の根本的観念をまずお伺いしたい。
○加藤(鐐)委員 医薬分業の根本的思想に至りましては、これは医薬分業がよろしかろうと存じますが、実情に即していかなければならぬ。すなわち、これが調整の意味でございます。
もちろん、この修正案は、急速に拡大均衡予算を組めという自由党の主張と、漸進的に拡大均衡へ移行するために本年度に限り地固めの予算でなければならぬと主張していたわが党との共同修正であり、折衝の結果、両党の間は完全に意見の一致が行われ、穏健なる漸進方針で進むことになったのであって、その根本的思想においては両党間に何ら矛盾はないのであります。
私は改良局長にお伺いしますが、こういう思想は農業改良普及事業の根本的思想と相反するものじゃないかと思うのです。改良局は、こんなことを認めてやっていけるのかどうか。
マツカーサー元帥の書簡の内容によつて示唆されてつくりました警察法の根本的思想はほとんどくずれておると考える。 〔委員長退席、加藤(精)委員長代理着席〕 そこで私は憂慮のあまり齋藤さんにお尋ねする。この警察を動かしますところの中堅幹部、これを訓練いたしております警察大学の訓練の内容につきまして、はなはだ疑惑があるのであります。
これは全然根本的思想が違うのでありまして、御承知の通り統合幕僚会議におきましては、各幕僚でもつて立案したものをさらに総合して、いわゆる海、空、陸、この方面をどういうぐあいにうまく運営して行くか、また一朝事あつたときに、どういうぐあいに指揮命令をして行くかということについて大きな計画をふだんから立てて行くことになつておるのであります。
あなた方の独断的考えで何でも遂行して行けばいいということであつて、今日の国民がこれほどの窮状にあり、これほどの民族的感覚を刺激しておる問題に、それほど困つている人間とは全然切り離されてこの問題を処理せられんとする外交上の根本的思想に、私はあなたと違う点があつて、やつぱり愛国的良心と、この国民をほつておいてはならぬという熱意のもとに立つてその主張をしてくださるならば、私はあなたを信頼できる。
それから次の問題は、これはひとり東北だけの問題でありませんが、根本的思想としては、お説の通りほんとうに国鉄が独立採算制ということが理想であるなら、すみやかに独立採算制に移行しなければならないわけです。ところがなかなかそれができない。ことにそろばんは合つても新線などはこれを独力でもつてやることができないということは、やはりここに欠陥があると思う。
吉田総理の御信任厚き池田大蔵大臣は、さきに中小企業者の三人や五人は死んでもかまわぬと言い、今度は、金持ちは白米を食べろ、貧乏人は麦飯やうどん、そばを食べるのが当然だと放言し、戦後民主化されたわが国民生活を、一部の銀飯階級と、働いても働いても米も食べられない階級と二つにわけようとするのが、吉田内閣の米麦統制撤廃の根本的思想の現われと思うのであります。
ただ先ほど申し上げましたように、限られた国力の範囲内でどつちを先にするかという事柄の問題から多少御不満の点もあるやに拜察するのでありますが、当局といたしましては先ほど申し上げました根本的思想にかんがみまして、なるべく早く外客方面の施設の遅れておるところをとりもどすようにいたしまして、一日も早く両立的な行政のできますようにいたしたい、かように考えております。
従つて根本的、思想的な対立の問題をこの場で取上げで、ことさらに片言隻句にあげ足をとるようなことをしても、一向意味のないことでありますから、この請願書をどういうふうに取扱われるかという点について、すみやかに委員長において善処されんことを望みます。
こういうものを監督することは労働省としてまことに必要であると思いますが、これについて労働大臣の根本的思想、あるいはこれらに対する考え方を承つておくことが、一番確かであると確信いたす次第であります。
ところが実際問題といたしまして、タバコの葉の輸入というような場合について、専売公社の方で輸入商社を五社きめておき、それ以外には輸入させないということを言うておるということを聞いたのでありますが、もしそういうことがありとするならば、この協定貿易の根本的思想に、また自由貿易を標榜している建前に、相当違反して来るのではないかと考えますが、その事実をひとつ聞かせていただきたいと思います。